2月21日 土曜日
ネイチャーゲーム 冬の会

こども自然公園

梅の花咲く、こども自然公園へやってきました。
心配された天気も、ごらんのとおり快晴です。
公園を楽しむのに最高の季節、たくさんの方たちが集まってくれました。


「めざせ名探偵」
木の皮、樹形、まわりにあるもの、葉っぱなどから一本の木を探します。
まずはヒントになる物を、よ〜く観察してから、推理開始!


「これかな?」
「いや、こんな葉っぱじゃなかったぞ」
名探偵は、ターゲットを追い求めます。
子供も大人もかなり熱くなっていました。

最後にみんなで答え合わせ。
「え〜!」
「う〜ん!」
「あたり!」
さて、みなさんの観察力は名探偵になれたでしょうか?それとも迷探偵?


「森の案内人」
さて、つぎは雑木林にやってきました。
昔は人間の生活になくてはならない森も、最近はめったに足を踏み入れることがありません。
今しかできない、森の散策です。
えっ?なぜ今しかできないって?
もうすぐすると、小鳥たちの子育ての季節、彼らの邪魔をするわけにはいきません。
だから、今しかできない楽しいお散歩なのです。


さくさくと、枯れ葉を踏みながら進んでいくと、そこには森にすむ動物たちの世界です。
物知りの森の住人たちは、いろいろなことを教えてくれます。
身近にあるのに、案外存在に気づくことが少ない森の不思議に大接近!
(動物がしょぼいって?これでも大真面目でやっているのです)


たとえば、「ヤツデ」っていう植物、知ってますか。
そう、天狗が持っている、ウチワみたいな葉っぱです。
もちろん、ヤツデというくらいだから葉っぱの枝分かれしている数も八つのはず。
「いっち、にーい、さん、しー、・・・・」
「あれ?8じゃない」
そうなんです。ヤツデの葉っぱは八つに分かれていないんです。
もし、見かけたら、数えてみてくださいね。


ウサギ、シカ、サル、クマ、天狗(動物?)などなど、たくさんの森の案内人が、
楽しいお話とともに、かわいいプレゼントを用意していました。
これはドングリトトロ。
とってもキュートでしょ。


最後に、今日のおさらいです。
でもこれはお勉強ではありません。
もちろんテストもありません。
少しでも、自然の不思議や楽しさに気付いてもらえれば、私たちは大満足。
冬の雑木林で感じたこと、心の片隅にそっとしまってくださいね。


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